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人生のヒント

私が経験したことが、誰かの人生のヒントになればと願い書きます。

12万冊以上の本、コミック、雑誌が読み放題の電子書籍の話

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12万冊以上の本、コミック、雑誌および120万冊以上の洋書を読み放題の電子書籍Kindle Unlimited がリリースされて1か月くらいが経ちました。

 

1.Kindle Unlimited とは

Kindle Unlimitedは、Amazon Kindle用電子書籍として販売されている一部を月額980円(ブログ執筆時点)で楽しめる電子書籍サービスです。

 

Kindle用電子書籍は、専用アプリが動作する環境であれば、パソコンやスマホ、タブレット等端末を選ばずに読むことができ、アプリ自体も無料であるため、手軽に楽しめる電子書籍です。

 

電子書籍のメリットは、本棚のスペースが不要となることが一番と考えます。

電子書籍の購入履歴はアカウントに紐づかれており、クラウド上に情報があるため、Kindle用の端末の保存容量を本の数分用意しなくてもネット経由でいつでもダウンロードできるので、削除したり保存したり柔軟に対応できます。

Kindle Unlimitedは、1度に10冊まで保存が可能です。

また、本によりますが、紙の本より安価で購入できる本もあるのが特徴です。

 

逆にデメリットは、紙と違い一気にめくる行為が出来ず(代替手段はあります)、紙の書籍に慣れている人は歯がゆく感じることがあるようです。

また、本によっては、2ページ見開きがうまく表示されないことがあるといった課題はあります。

そのため、私は本の特徴によって電子書籍と紙の本の購入を分けています。

 

 

2. どんな書籍が読み放題対象なの?

 Kindle Unlimited 読み放題タイトル が読み放題の対象になります。

文学やビジネス書や漫画、雑誌などジャンルは様々です。

(注意)リンク先で、Kindle Unlimited契約をしたAmazonアカウントでログインしていない状態の場合、読み放題ボタンが表示されません。「1-Clickですぐ買う」ボタンをクリックしないように注意願います。

 

まず、読み放題にすることで出版社側の稼ぎが少なくなるんじゃないか?と考えた私は、Kindle Unlimitedの収益方法を調べました。

出版社や作家はKindleで出版する場合、KDP(Kindle ダイレクト・パブリッシング)で契約を結びます。

電子書籍を出版する際に出版社や作家側のロイヤリティをどれだけにするか決めます。

ロイヤリティは、35%と70%を選べますが、70%を選択すると、電子書籍をKindleでしか販売をしてはいけなくなります。35%にすると、他のストアでも販売ができます。

そして、ロイヤリティ70%を選択した時には、自動的にKindle Unlimited対象の書籍となります。

更に、ロイヤリティ70%というのは読み放題としてではなく、単体で購入された場合に適用されます。

Kindle Unlimitedに登録された作品の収益は、読者に最初に読まれたページ数によって決まり、出版社や作家に対して支払われます。それでも一冊あたりの収益は減ることになります。

Kindle Unlimitedに登録したくない場合は、ロイヤリティ35%を選択せざるを得ません。

出版側に立っていない私から見るとなかなか際どいビジネスだなと感じます。

 

では、出版社や作家はメリットを期待しているのか?推測してみました。

 

 

出版社や作家のメリットの推測

Kindle Unlimitedだろうが、Kindle Unlimitedでなかろうが、顧客に見えているランキングは一つです。

実際に効果があったであろう実例を紹介します。

Amazonのランキングや価格の変動を見ることができるモノレート(http://mnrate.com/)というサイトがあります。

そこで、Kindle Unlimited対象の「Tarzan (ターザン) 2016年 3月24日号」を一例に調べてみました。

※ランキングの見方は、下に行くほど順位が良く、上に行くほど悪いです。

2016年3月10日に発売されたこの電子書籍は、発売当時は100位以内をキープしていましたが、徐々に順位を落としていきました。

ただ、2016年8月以降、順位が上がっています。その境の日にちは2016年8月3日。

Kindle Unlimitedが開始した日です。そして、2016年8月31日現在まで順位をほぼ保ったままになっています。

他の書籍も5冊確認しましたが、どれも同様の順位の変動を記録していました。

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この電子書籍がどれだけの金額を儲けたかは分かりませんが、確実に宣伝に繋がっていることでしょう。

 

順位の話だけすると、本日、私が確認したところKindle本ランキングの上位9位までがKindle Unlimitedの書籍となっているので、効果は絶大と見られます。

 

また、私も読者として、お金を払ってのは躊躇するけど、読んでみたかった電子書籍をダウンロードしているので、そういった書籍も順位を上げていることでしょう。

順位が上がれば、人の目に留まることに繋がるので、宣伝効果はあると考えます。

(参考)

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/event/1017240.html

https://kdp.amazon.co.jp/help?topicId=AI3QMVN4FMTXJ

 

 

 3. どんな書籍が電子書籍に向いている?向いていない?

私の経験上の電子書籍に向いている・向いていないものを分類してみました。

購入する際の参考にしてください。

 

電子書籍に向いている

・文字だけが羅列されている本。

 

電子書籍に向いていない

・絵や写真がたくさん使われている本。

 2ページにまたがっているとストレスになって最悪で、端末が小さいと見えないものがあるので、私は紙の本を購入しています。

 

端末の問題もあるかもしれないので、Kindleにはまったら端末にこだわってみるのも一つの対策ですが、今のところは同じようなストレスを抱えるレビューを見かけるのでお勧めはしません。

 

 

4.Kindle Unlimitedを継続する?

実のところ、私は30日間の無料体験を楽しんでいるところです。

正直、月980円を継続して払ってまで読みたいタイトルは見つかっていないので、無料体験期間満了を以って使わなくなるでしょう。

今、ランキングが上位にある書籍がKindle Unlimitedであることも、一時的な現象であろうと推測しています。

このブログを執筆している時点では、サービスが始まって30日間の無料体験をしている人しかいないためです。

 

この現象を一時的なものにしないため、読者の一人として、Kindle Unlimitedには魅力的なコンテンツをさらに増やして欲しいと願います。

要するに大多数から認められる980円以上の価値のある書籍を毎月一つずつリリースすれば、良いわけです。

この状態を継続できれば、980円を払い続ける一人になっても構いません。

 

2016年8月31日、人気ある書籍を出版している会社に対しては、年内に限り上乗せ料金を支払う契約をしていたものの、人気書籍のダウンロード数が多すぎてAmazon内の予算を超えてしまったため、人気ある書籍の読み放題を中止したと報じられました。

このことから、人気コンテンツがKindle Unlimitedで読めるようになることに対して出版社が否定的に捉えられないか懸念があります。

 

アマゾン読み放題、人気本消える 利用者多すぎが原因?:朝日新聞デジタル